Web related informationWeb業界情報

デジタル・マーケティング  近代マーケティングの父 フィリップ・コトラー教授からのメッセージ

DigitalMarketing

 

 

マーケティングの神様と称されるフィリップ・コトラー教授と博報堂 執行役員 安藤 元博氏の対談記事を紹介します。

 

「フィリップ・コトラーが問う。日本企業は創造への情熱を失っていないか。」 博報堂マーケティングエグゼクティブ

 

デジタル・マーケティングの重要性を唱えるコトラー教授。デジタル化が進む中、膨大なデータを分析し顧客の「インサイト」を見極めることが「新しい価値」の創造につながると。
なぜ「インサイト」を見極めることが必要なのか・・・それは顧客本人が自らの欲求に気づいていない。又、マーケティングを行う側も自分が何を求めているかはっきりしない中で仕事をしているという理由。
とても本質をついた視点だと思います。以前、マーケティングリサーチ関連の本を読んだ際、顧客ニーズを探るためアンケート調査を行うケースが多いが、その中から本当のニーズは探れないといった内容がありました。
理由は前述と同様。モノ余りの時代において消費者の具体的欲求を掴むことは容易ではありません。多様化する価値観の中でテクノロジーの進化と共にマーケティングも変革が必要だということをコトラー教授は教えてくれます。

 

又、コトラー教授の興味深い視点は、プロセスイノベーション(業務の過程・工程をこれまでの延長上にはない革新的・画期的な仕組みに改めてイノベーションを起こすこと)が得意とされてきた日本人に変化が起こっていると。とある雑誌の記事で紹介された日本の子どもの奇抜なアイデアや、コトラー教授の講義に参加している学生の2割は既存の企業へ就職することは考えず起業を目指しているとのこと。このような次世代の人材が自らの生活をこれまでになかった方法で高めようとしていることは日本にとって非常に望ましい兆候だということです。

 

AI、IoTなどテクノロジーが凄まじいスピードで変化していく時代において、これからのマーケティングの本質を知る指標として、コトラー教授のメッセージは大変参考になります。