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中小企業こそオウンドメディアが効果的。活用方法からオウンドメディアを使った採用活動の実態まで。

今やWebマーケティングの重要な手法となるオウンドメディア。私たちが普段何気なく検索して情報を得ているWebサイトもほとんどがオウンドメディアに取り組んでいるサイトではないでしょうか?
例えば・・・「SEOとは」「SSLとは」こういったキーワードで検索した際、上位表示されるWebサイトのほとんどはオウンドメディア(コーポレートサイトであってもメディア化したサイト)が占めているように感じます。

 

オウンドメディアという言葉を意識しなくとも、自社が伝えたいメッセージや情報を見込み客に発信しても嫌がられない、むしろ見込み客から求められた情報を提供しているため感謝される。スポット的に打ち出すキャンペーンとは異なり、継続的な関係性を築くこともでき、場合によっては見込み客のほうから自社を見つけて問合せしてくれる。このようなことが可能となるマーケティング手法であることが、多くの企業でオウンドメディアに取り組む理由となります。

 

ピーター・ドラッカーはマーケティングに関する箴言のなかで「マーケティングの理想は、売り込みを不要にすることである」と説いています。ある製品やサービスに対し、顧客に「これがほしい」と感じさせ、それが自然に売れる状態をつくり出すことがマーケティングである、と。漠然とした製品を生み出し、後づけのようにその製品を語ろうとする姿勢をコンテンツ化した従来型のWebサイトではなく、顧客がいま何に価値を見出しているのかということを常に学び、見込み客の属性や情報ニーズに応じてきめ細かくコンテンツを企画・制作し、タイムリーに発信するオウンドメディアが重要なWeb戦略となっています。

 

しかし「メディア企業でもないのに顧客ニーズに合ったきめ細かいコンテンツを作るのはハードルが高い」と感じる方は少なくありません。オウンドメディアに求められる要件は、小手先の企画力や編集力というより(それも必要ですが)、その会社らしさや専門性を自社なりの方法で伝えること。日々意識して社内の情報資源に目を向ければ、必ずコンテンツは生まれてくるものです。そして顧客の関心を惹きつけ、ロイヤルティを高めるストーリーテリングの腕に磨きをかけることを仕事の価値として見出していくべきだと考えます。

 

オウンドメディアは採用活動においても重要視され活用されるケースが増えています。その理由は
・自社で働く魅力を自分たちの手で発信できる
・従来の採用方法とは異なるタイプの候補者と会える
・コンテンツが自社メディアに蓄積するので資産になる
など様々です。

 

積極的にオウンドメディアを活用して新入社員を獲得している企業事例として、BtoB向けグループウェアを開発・販売しているサイボウズの「サイボウズ式」が挙げられます。
サイボウズ式は、仕事におけるチームワークの重要性や次世代の働き方などをテーマにしたコンテンツを社内で企画・制作し発信しているオウンドメディアです。

サイボウズ式の記事を通じてサイボウズ社の企業文化、風土、価値観に触れることとなり、そこに共感することで入社への興味を持つきっかけになるようです。サイボウズに限らず専門的な業種において、自社の事業内容や製品のことを短時間で学生に理解してもらうことは難しい。だからこそ企業文化やプロジェクト内容、「優れた仕事は楽しくなければいけない。」といった仕事観などを社員の言葉で記事にし発信することが学生の琴線に触れるメディアとなり、企業が求める人物像にマッチした学生のリクルートエントリーが増えるのではないでしょうか。

 

●参考記事

中小企業こそオウンドメディアが効果的、基礎から学ぶ活用法

オウンドメディアを使った採用活動の実態とは?