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Google Chrome69 安定版、デザイン変更しパスワード自動生成など多数の新機能をアップデート

Google Chromeをお使いの方は既にお気づきかと思います。Googleは9月4日にChrome69の安定版を公開しました。

Chromeは2018年9月1日で公開10周年を迎えたそうです。10年前と言えば2008年。2008年と言えばリーマンショックしか思い出せませんが、その頃から複数のタブブラウザが登場し、今となってはChromeの一人勝ちといったところでしょうか。

IEに慣れていた者としてはChromeの使い勝手に最初は戸惑いましたが、すぐに慣れインターネット=Chromeとなってしまいました。

 

今回のアップデートによりデザイン変更しか変化に気づいていなかったのですが、多数の新機能が追加されているようです。参考記事をもとにご紹介します。

■デザイン変更

「Material Design(マテリアルデザイン)」でデスクトップとモバイルに統一感

アイコンが円になり、タブの形が変わりました。アドレスバーに表示するURLもシンプルになりました。

マテリアルデザインとはGoogleが提唱しているデザインの考え方です。マテリアルデザインの定義(ポイント)は

①現実の物理法則を取り込む

実際に触れることのできる現実世界に基づいた表現をすること。普段馴染みのある「物体の重なり」や「影の付き方」などを再現することで、ユーザーが「どのように操作すればよいか」が直感的にわかるようにデザインすること。

 

②印刷物向けデザインの基本要素を取り込む

文字や画像、余白の使い方などは印刷物向けのデザインを参考にし、階層構造や重要なポイントを示しやすくすること。

 

③連続性のある動き

ユーザーの操作に対して、直感的に分かり易いアニメーションで反応する。こうすることでユーザーの注意を引きながら、分かり易く流れを示す。

 

④厳密なルール

上記3つのポイントを実践しつつ、厳密なGoogleのガイドラインをできる限り守ることが重要。「影の付け方」から「ボタンの形」「紙の重なり方」「レイアウト」まで嫌になるほどに細かいルールが決められています。Googleガイドラインはこちら(英語サイト)

 

マテリアルデザインに関する詳細はこちら

 

■ログインパスワードの自動生成と保存

新規に新しいサービスにサインアップする際、パスワードをChromeが自動生成するようになったようです。生成されたパスワードはGoogleアカウントに保存され、Chromeのツールバー右上のアカウントアイコンに追加された「パスワード」をクリックすることで一覧表示されます。

 

■Omniboxでの検索結果表示

検索クエリとURLの両方を入力するバー「Omnibox」で、検索内容によっては検索候補の表示だけで情報が得られるようになった。著名人の画像や外国語の意味など、場合によって新しいタブを開かずに済む。

 

■セキュリティ関連

40件の脆弱性が修正されました。通信内容が暗号化されるhttpsを使ったWebページについては、アドレスバーの鍵マークがこれまでの緑色から灰色になり、「保護された通信」の文字も表示されなくなりました。これは「デフォルトで何も表示のない状態こそ安全」という前提に基づく措置だそうです。一方で通信が暗号化されていないhttpページに対しては、引き続き「保護されていない通信」の警告文字が灰色で表示されます。

 

また、Adobe社が2020年末に開発および提供を終了する予定のFlash Playerを使ったコンテンツについて、これまではユーザーが設定すれば自動再生を有効化することができていましたが、Chrome69からはブラウザを再起動するたびに各サイトごとに再生許可の設定が必要になるようです。

 

参考記事はこちら