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モノは「所有」から「一時利用」へ。メルカリと三菱総合研究所が「シェアリング時代の消費モデル」を発表

シェアリングエコノミーという言葉が定着し、その市場規模は右肩上がりとなっています。2016年度には約503億円だったものが2021年には約1,070億円まで拡大すると予想されています。(矢野経済研究所「シェアリングエコノミー市場に関する調査」)

国内では、メルカリをはじめ、カーシェアリングサービスを提供する「タイムズカープラス」や新しい洋服やアイテムをリーズナブルな価格でレンタルするサービス「air Closet(エアークローゼット)」など人気を集めています。また海外を中心に利用されている「車を運転する人」と「同乗したい人」とを結びつけるサービス「Uber(ウーバー)」や国内に参入している民泊仲介最大手「Airbnb(エアビーアンドビー)」など注目を集めています。

 

このような中、メルカリが実施した三菱総合研究所との「シェアリングエコノミー」に関する共同研究内容を見つけましたのでご紹介します。

実施対象者:フリマアプリ上で洋服や化粧品の取り引きを行うユーザー

内容:フリマアプリ利用前後における行動心理・購買内容の変化を分析

結果:フリマアプリを介して「モノのシェアリング」を行う消費者は、モノに対する価値観が「所有」から「利用」に変遷することによって、「売却」を意識して新品を購入することが判明。

 

<新品購入の際に将来の売却を意識する人の割合>

・新品洋服購入時:「意識する」65% 「意識しない」35%

・新品化粧品購入時:「意識する」50% 「意識しない」50%

 

また、消費者の一部は売却金額を念頭におくことで、新品購入が増加、あるいは購入する商品ブランドが高価格帯に遷移していることも明らかとなった。

<【20代~30代】フリマアプリ利用後、新品購入価格帯の変化>

・洋服の新品購入価格帯:「高価格帯シフト」45% 「低価格帯シフト」17% 「変化なし」39%

・化粧品の新品購入価格帯:「高価格帯シフト」36% 「低価格帯シフト」15% 「変化なし」49%

 

そしてシェアリング時代の新たな消費モデル「SAUSE」を定義。

Search(検索)➡Action(行動)➡Use(一時利用)➡Share(再販売)➡Evaluation(評価)

 

シェアリングサービスは今後も増えていくと予想されます。このような消費行動がエコノミーを通してエコロジーに繋がれば良いですね。

 

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