楽天 三木谷社長が熱弁する「5Gで変わる世界と楽天のビジネス」

いよいよ5Gの導入が間近となり、ネット上も様々な情報が出ています。テレビや新聞でも目にすることが増えてきた「5G」というキーワードですが、具体的にどのような環境変化が起こるのか、私たちの身近な生活でイメージできるこれから起こるであろう「未来」を見ていきたいと思います。
今回は2019年7月31日~8月3日にパシフィコ横浜で開催された「Rakuten Optimism 2019(楽天オプティミズム)」にて三木谷社長が5Gと今後の楽天ビジネスについて熱弁された内容の記事から、具体的5Gの世界をご紹介します。
この楽天オプティミズムのテーマは「5G時代を先取りしよう」で、2020年にも提供開始されるという5Gの実用化後の世界を体験できるブースが多数用意されたようです。楽天が所有するサッカーチームのヴィッセル神戸対FCバルセロナの試合をVRゴーグルをつけて観戦。観戦者の好きな視点から大迫力の映像で試合を楽しめたり、大画面に映るヴィッセル神戸の選手とパス練習をしたり。子ども達やサッカーファンにとってはたまらない体験を得ることができたようです。
では具体的に5Gが実用化されることによって起こる変化を記事内からピックアップしてみます。
●普段の暮らしでの変化
・2時間の映画が3秒ほどでダウンロードできる。
・高性能なパソコンが必要だったゲームもスマホでプレー可能となる。
・自動運転が普及し、サポートが必要な際、リモートで運転代行ができる環境が整う。
●働く環境の変化
・あらゆるものがインターネットに繋がるIoTの実現により、今まで以上に工場内の自動化が進む。
・デジタルクローンなどの実現により、就寝中にクローンが仕事を代行してくれる。
・配送ロボットの登場により無人配送の実現。
●医療環境の変化
・膨大な医療データの蓄積により、一人ひとりに合ったオーダーメイド医療の実現。
・将来の医療は病院に行かなくても自宅にデータを送って、ドクターと話しができるようになる。
5GをベースにAI、IoTの進化が加速することで、様々なイノベーションが生まれると思います。産業構造、社会構造が変化するとき、新しいビジネスチャンスを掴むタイミングでもあります。常に未来志向で失敗を恐れず、果敢にチャレンジしていくことが企業・組織・個人にとって必要になると考えます。
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