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就活生から絶賛される任天堂の「新卒採用サイト」

就活生からのエントリーを獲得するための重要な手段の一つ「採用サイト」。家庭用レジャー機器の製造・販売を行う任天堂株式会社の新卒サイトが就活生から絶賛されているという記事をご紹介します。

 

会社の魅力をWebやリアルイベントの場で積極的に情報・体験提供を行い、他社と差別化する「採用ブランディング」。この採用ブランディングで中核となる施策が採用サイトです。

 

任天堂採用サイトに対する就活生の声

・任天堂の新卒採用情報は毎回見ているけど、本当にドキドキワクワクする!

・何というか仕事の全部が詰まってる

・各部門の担当者の人が「こういう考え方で仕事をしています」という記事を書いている。これは・・・みんな任天堂で働きたくなるやつ

・この任天堂の採用サイトいい。職種ごとの説明というより物語になっている。ビジネスマンが読んでも勉強になること多い

 

このような声がSNS上に投稿されているようです。また就職・転職志望者ではない投稿も含まれていることから「採用情報を知るためのサイト」としてだけではなく、「読み物」としても評価されていることがわかります。

 

サイト内で最も支持が高いメインコンテンツ「仕事を読み解くキーワード」とは

「仕事を読み解くキーワード」というコンテンツは、新卒・中途採用希望者向けに自社の仕事内容を職種ごとに紹介しているページです。

職種は「理工系(ソフト)」「理工系(ハード)」「デザイン系」「サウンド系」「制作企画系」「事務系」がカテゴライズされており、それぞれのカテゴリー内でさらに具体的職種が細分化され、なんと59職種が質の高いコンテンツで丁寧に紹介されています。

 

仕事紹介の記事として、ここまで幅広く網羅されている採用サイトは珍しいとのこと。

しかも「通訳コーディネート」や「社内システム開発」など、ゲーム開発の裏方的な仕事もきちんと掲載されているところも就活生から支持される要因の一つなのでしょう。

 

良い事ばかりを伝えない。社員の声が好感を呼ぶ

それぞれの職種紹介の内容は、決して良いことばかりを伝えるのではなく、社員目線で仕事でぶちあたる壁や難しさが描かれており、それらを真摯に乗り越えるプロセスの中で、「任天堂ならでは」の仕事に対する誇りや哲学が感じられる文章になっています。

 

最近の採用サイトでは、「先輩社員紹介」や「先輩社員の1日」といったコンテンツを掲載する採用サイトは一般的になっていますが、そこに登場する社員さんは自然と会社の長所や自分の仕事で楽しい部分を中心に紹介文章を作成してしまうのではないでしょうか。このような採用サイトとは真逆のスタンスで制作されている点も就活生から好感を持って支持されている要因だそうです。

 

「盛ったらバレるし、逆効果」

記事元の筆者曰く、

・良いこと、大変なことを丁寧に掲載されているエピソードが、社員の等身大の目線で描かれている。

・採用成功にとどまらず、入社後に本人が気持ちよく働けることをゴールに設定しているという印象。

・「入社前から仕事のリアルを見せて、そこでの思いや哲学に共感してもらいたい」というスタンスで制作されているのではないだろうか。

とのこと。

そして、このようなコンテンツこそが、このSNS全盛の時代では、好感度を生み出す大きなポイントだと感じているそうです。

 

採用担当者さんへ

ますます厳しさを増す採用活動において、人材確保するためには何らかの呼び込める「フック」が無ければ学生との接点が得られない時代。

このような時代に重要なのは採用担当者の「企画の切り口」。この切り口を見出すために現場社員との接点を多く持って、「ここはウチの会社らしいな」「ここは面白いな、学生に伝えたいな」と感じられたことをそのまま打ち出せばよいのではというアドバイスが掲載されています。

 

●記事元はこちら

 

画像:任天堂採用ホームページ(仕事を読み解くキーワード)