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ミレニアル世代の心を動かすディスラプター(創造的破壊者)、その主役は!?

ディスラプター(破壊的なイノベーションを持つ新興企業)という言葉が日経新聞等で紹介されていますが、これら新興企業を率いるのは「ミレニアル世代」と呼ばれるデジタル・ネイティブ層のようです。ネットをフル活用し同世代の価値観をいち早く把握してビジネスモデルを構築する。
ディスラプターとミレニアル世代について興味深い記事を見つけましたのでご紹介します。

●創造的破壊企業(業界破壊企業)の主役はミレニアル世代
まずミレニアル世代とは「1981年以降に生まれた人たち」を総称したもので、前半の1981年~1995年生まれはY世代、後半の1996年~2010年生まれはZ世代と呼ばれています。
現代の創造的破壊企業は、このミレニアル世代が中心となっているとの調査結果が出ました。
米国ニュース専門局CNBCが発表した「2019 CNBC Disruptor 50」に登場するトップクラスのスタートアップ50社を調査したところ、創業者(共同創業者含む)118名のうち、48名(41%)がミレニアル世代だったとのこと。

●ミレニアル世代の特徴
今や経済における主役は、ミレニアル世代にシフトしつつあるというが、そのミレニアル世代の特徴とは、
・物心ついたときからデジタル文化を身近に感じながら育ってきた。
・インターネットから情報をキャッチし、自らもSNSで発信する。
・他社とのつながりや共感を大切にする。
・環境保護や社会貢献意識が強く、モノよりコト、お金より時間、高価なブランド品よりも自分自身にフィットしたオンリーワンを大切にする。
といった世代と言われています。

●ミレニアル世代にとって「選ぶ」は時としてストレスとなる
時代をリードする創造的破壊企業は、ミレニアル世代のコミュニケーションスタイル、ライフスタイル、さらには購買行動や価値観などを強く意識したマーケティング活動を行い、ビジネスモデルを構築しています。
具体的事例として、寝具直販のCasper(キャスパー:創業2014年)という会社が紹介されています。
同社はマットレスや羽毛布団などの寝具を作り、オンラインで販売するというスタートアップ企業ですが、わずか6年で推定時価総額1,200億円という注目のディスラプターです。

その成長の鍵とは
・共同経営者5名が全員ミレニアル世代であり、同世代の消費志向を熟知したうえでサービスに活かしている。
・「寝具ではなく、眠りを売っている」というこだわりはまさしく「モノよりコト、お金より時間」。
・高級品や複雑な品揃えではなく、「ぐっすり眠る」という体験のための徹底した研究開発とオンラインのみという販売チャネル。

ミレニアル世代は金銭感覚やモノに対する価値観が異なっており、ショールームへ行って店員から接客を受け、バリエーション豊かなラインアップを試し、自分なりの一品を選ぶという購買行動そのものにストレスを感じる人が増えてきているという。

●「シンプルさ」「つながり」「共感」がミレニアルの心を動かす
このように前述したCasperの例では、「選ぶストレス」「購入のストレス」「足を運ぶストレス」をごっそりと排除し、シンプルな顧客体験を提供しているのです。
また、試してみなければ不安というニーズには、「100日間のトライアル」と「一年保証」をつけて補完しています。
さらにSNSでの顧客コミュニケーションを重要視しており、Facebookのフォロワーは65万越え。instagramやtwitterのフォロワーも10万人を超えており、SNSごとの特徴を活かしたコミュニケーションを丁寧に行っているとのこと。

このような消費者ニーズ、行動特性をしっかり把握し、インターネット上で様々な情報交換を行ったり、多くの人々と情報をシェアすることで、ビジネスにおいても「共感」されることの大切さが高まっているようです。

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