情報を分かりやすく視覚的にするインフォグラフィックスの使い方や種類

最近のWebサイトでもよく使われているインフォグラフィックス。その種類と使い方について紹介されている記事を見つけましたのでピックアップします。
●インフォグラフィックスとは
さまざまな情報を一つにまとめて図形化したものを指します。インフォメーション(information)とグラフィックス(graphics)の造語からインフォグラフィックスと言われています。
インフォグラフィックスは電車の路線図やテレビニュース番組のテロップなど日常的に目に触れるものにも使用されますが、Webマーケティンやコンテンツマーケティングにも大きく役立ちます。
●インフォグラフィックスを活用するメリット
・情報をビジュアル的に分かりやすく伝えられる
複雑な情報でもビジュアル化することで分かりやすく伝えることができます。相手に伝わりづらい専門的な情報や数値を口頭説明するより、インフォグラフィックスを作成し、視覚的に見せて説明することで、短時間で分かりやすく理解してもらえます。
・幅広く活用できる
作り方の決まりは特になく、伝えたいデータや情報に合わせて自由に作成できますので、用途も幅広く応用できます。
・SNSで拡散されやすい
発信したい情報やコンテンツを、文章だけでなく面白さを交えてビジュアル化することで、ユーザーやターゲットへのインパクトは大きく印象に残りやすくなります。ユーザーへのインパクトが強いほどさまざまなSNSで拡散される可能性が高まります。
●インフォグラフィックの注意点
・制作時間がかかる
当然のことながら複雑で情報量の多いものをひとつにまとめて分かりやすく説明するためには、情報を整理・分析する必要があります。それに加えどのような伝え方が効果的か、文章や図形、全体のデザイン配置などを検討し制作するため、相応の工数が必要となります。
・伝え方に注意
情報やデータの整理方法や全体のデザイン配置を間違えると、伝えたい情報の事実と異なった解釈が発生してしまう可能性があります。事実から誤解が生まれないようにするためには、どのような伝え方が正しいか注意が必要です。
●インフォグラフィックスを作る工程
・STEP 1:情報を収集しテーマを決める
まず初めに、どのような情報を収集して、何を説明するかを決めます。そうすることで情報を分析する際に何がポイントとなるかが分かりやすくなります。
・STEP 2:情報を分析し、伝えたいポイントを明確に
収集した情報を分析し、ひとつにまとめます。この過程において重要なことは、特に伝えたいポイントを明確にすることです。
・STEP 3:レイアウトを決め、情報を配置する
どのようなレイアウトで情報を配置していくかを決めます。レイアウトに悩む場合は、似たようなインフォグラフィックスを検索してみたり、いくつか作成してみてから一番合うものを決めるのがいいかもしれません。
・STEP 4:全体図を確認する
レイアウトに沿って並べられたデータや情報を俯瞰して確認します。客観的に見て誤った情報や誤解・混乱を招くようなデザイン、並べ方になっていないかをチェックすることが重要です。
インフォグラフィックスの事例(棒グラフ、相関図、インタラクティブ・インフォグラフィック、ピクトグラム、動画)や作成ツール紹介は下記の記事元でご覧ください。