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DX(デジタルトランスフォーメーション)が迫る企業変革

2020年8月31の日経MJ新聞。「戦略を読む」欄に東京大学名誉教授 伊藤元重氏のコラムが掲載されています。

タイトルは「DXが迫る企業変革」

コロナ禍の中、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する記事を新聞、ネットニュース、SNS等、目にしない日は無いと言っても過言ではありません。

伊藤氏のコラムから興味深い点を抜粋してご紹介します。

●DX=デジタル技術の浸透により社会を変える これは具体的にどのようなことなのか。

技術革新のスピードを推進力として利用し、社会や企業の変化のスピードを速めようということ。

●コロナ以前の社会・企業

以前からデジタル技術は加速度的に進化していたが、社会も企業も旧来のやり方にこだわって、「デジタルはデジタル、経営は経営」という姿勢が強く、前述した技術革新のスピードを推進力として変化のスピードを速めようとするメカニズムが十分に働かなかった。

●コロナ危機の影響

コロナ危機の影響で状況が一変。デジタル技術の革新に対応できない企業は生き残れないということが現実化している。

●コロナ危機による急速な変化が起きている具体的な事例

・3密を避けて消費者が店にこなくなった

・インターネットやスマホで商品を取り寄せる人が急増

・オンライン会議や在宅勤務の仕組みをうまく利用できないと仕事を回せなくなった

・海外出張が難しい中で海外とのオンライン会議の重要性が増した

●これから必要なこと

過去から蓄積された経験の上に成り立っている企業のビジネスモデル。しかしそれを続けるだけでは企業の中に変化や革新を生むことはできない。経済学者シュンペーターが指摘したように技術革新が企業や社会にもたらす変化は創造的な破壊だからだ。DXによって企業が大きく変わっていくためには、旧来の仕組みの一部を捨てさる覚悟を持たなくてはいけない。

コロナ危機は企業に待ったなしの対応の覚悟を迫ることになった。