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Googleの新しい検索品質評価ガイドラインとは?今後のSEO戦略のポイント

昨今のSEOに関する情報は、5年前、10年前と全く異なるものになりました。

要するに従来の検索エンジン最適化(SEO)は通用しないということでしょう。Googleのジョン・ミューラー氏が昨年開催された基調講演の場で、「近い将来SEOがより難しくなる」とストレートに予測したとのことです。

今回はGoogleが2020年5月に発表したコアアップデートについて、ポイントをまとめた記事から抜粋してこれからのSEO戦略をご紹介します。

重要なランキング要素となった「E-A-T」

Googleが最も重要視すると発表しているE(Expertise:専門性)、A(Authoritativeness:権威性)、T(Trustworthiness:信頼性)を略した「E-A-T」。冒頭に述べたように従来のSEOを揺るがす新たな取り組みです。

Google検索に対して、企業はこの新しいアルゴリズムに自社サイトを適応させる必要があります。その具体的な適応策として、以下の4項目に焦点を当てることが必要です。

1.最重要項目になった「質の高いコンテンツ」

Googleの最新コアアップデートでは、コンテンツが最重要事項になりました。クオリティの高いユーザーフレンドリーなコンテンツが、ブランドの専門性、説得力、信頼を高め、検索順位を上げます。サイトにアクセスするユーザーの検索意図に対し、適切で関連性のある、わかりやすい有益な最新情報を伝えるwebコンテンツを継続的に生み出していく必要があります。

Googleは、組織がコンテンツの質を評価する際に役立つ、以下のような質問リストを提供しています。

・コンテンツが、オリジナルの情報、レポート、調査、分析を提供しているか
・コンテンツが、トピックに関して現実的で、誤りのない、もしくは包括的な説明を提供しているか
・コンテンツが、洞察力に富んだ分析や知られていない興味深い情報を提供しているか
・見出しやページタイトルを見れば内容がわかる、有益なものになっているか
・見出しやページタイトルが、大げさなものや衝撃的なものになっていないか
・ブックマークしたり、友人と共有したり、周りに薦めたくなるようなページになっているか

自社のWebコンテンツを全て見直し、単語数の少ない中身のないコンテンツ、ユーザーエクスペリエンスに付加価値を与えない、あるいはほとんど付加価値のない低品質なページ、内容の薄いページを削除するのも良いでしょう。

2.積極的なソーシャルプレゼンスがSEOに役立つ

ソーシャルメディアをどのように活用するか、頭を悩ますマーケティング担当者は多いのでは? しかし新しいGoogleアルゴリズムでは、その中心的要素である“ブランドによるコンテンツの増幅”に役立つとされています。

オーディエンスとダイレクトに繋がり、「いいね!」「シェア」「クリック」「コメント」などのコミュニケーションを生み出すソーシャルメディアは、被リンクを増やしSEO対策にプラスとなります。そして「E-A-T」の1つである「信頼性」占めすのにも役立ちます。

3.SEOとレピュテーションマネージメント

「E-A-T」の重要な要素である「信頼性」を評価する指標として、「ユーザーからのレビュー」が挙げられます。企業にとって必要なことはレビューの増加と改善に思いきりフォーカスすることです。また、レピュテーション(評判)マネジメントでは、レビューの獲得だけでなく、レビューに対応することも重要となります。

※レピュテーションマネジメントとは、良いレピュテーション(評判)の獲得・維持、傷ついたレピュテーションの回復などを目的とした活動。

4.ローカルSEOランキングにも重要な「サイテーション」

Googleのアルゴリズムは、企業の存在有無、正当性、信頼性を検証するために、サイテーション(編注:リンク形式を用いずに、外部サイトのコンテンツを参照すること)を使用しています。

関連性の高い信頼できる多くのWebサイト上で、企業の名称、住所、電話番号が参照されていれば、企業が存在することをGoogleのアルゴリズムに伝えられると同時に、ローカルSEOのランキングにとって重要な要素となります。

サイテーションが表示されるビジネスディレクトリやサイトは数多くあります。以下はその一部です。

・Facebook
・Apple Maps
・Yelp
・TellowPage

まとめ

Googleは、世界中の情報を整理し、普遍的にアクセス可能(検索結果としてインデックスする)で有用なものにするという使命を果たすため、今後も新しいアルゴリズムを展開していくでしょう。企業は、時代遅れのSEO戦略を止めて、次の主要なアルゴリズム更新に合わせて戦略を再確認しなければなりません。

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