Web related informationWeb業界情報

クリエイティブツールを使いこなせると転職で有利?

Adobe(アドビ)が、総合転職情報サイト「マイナビ転職」の協力のもと、「転職市場におけるクリエイティブツールスキルのニーズ」について調査を実施しています。

デジタルマーケティングを展開する企業が増える中、社会人が習得すべきスキルに関する情報として興味深い結果となっていますのでご紹介します。

※この調査での「クリエイティブツールスキル」とは、プロレベルのスキルではなく、簡単な写真・画像編集・加工、動画編集・作成、イラスト作画、チラシやポスターのデザインなどをソフトウェア上で行えることを指しています。

マイナビ転職サイトにおいて「クリエイティブツールスキル」が含まれていた掲載数が倍増

「マイナビ転職サイト」での求人掲載において、非クリエイティブ職(営業、企画・経営、管理・事務など)でも「クリエイティブツールスキル」が含まれていた掲載数は、10年前の時点と比較して、

・営業:約1.9倍
・企画、経営:約2.8倍
・管理、事務:約4.2倍

に増加。具体的な業務内容としては、

・instagramやTwitterなどのSNS投稿に使用する画像編集
・ECサイトやWebサイト、Web広告のデザイン制作補助

などが上がっている。

また、テレワーク拡大を受け、遠隔でもより相手に伝わりやすい資料を制作できるスキルが求められているという。

採用担当者の7割以上がクリエイティブツールスキルを重視

こうした背景からアドビが、中途採用担当者400名、求職・転職者200名を対象にアンケートを実施した結果、下記のような内容となった。

採用担当者への質問:「クリエイティブツールスキルは重要であるか?」

・とても重要だと思う:23.5%
・重要だと思う:48.0%
・重要と思わない:28.5%

合計71.5%が職種にかかわらずクリエイティブツールスキルを重要と考えているという結果に。

クリエイティブツールスキルが求められているようになった理由は?

・できる業務の幅が広がるから:64.3%
・自社内で内製化ができ、仕事の効率も上がるから:44.1%
・提案力、営業力、企画力の向上につながるから:37.1%
・リモートが多く、イラストや写真、動画でのコミュニケーションが必要不可欠になってきたから:31.5%
・プレゼン資料のデザイン力が上がり、受注に繋がりやすくなるから:30.1%

尚、非クリエイティブ職でも、クリエイティブツールスキルを持っている人材であれば、スキルを持っていない人材と比べ、月給を「平均3万4千円ほど優遇できる」と採用担当者の多くが考えていた。

求職者側は、まだまだクリエイティブツールスキルの優位性が認知されていない

一方、求職者200名への調査で、「クリエイティブツールスキルを保っていることをアピールすると、雇用条件において優遇(年収・条件)が良くなることを知っているか」と聞くと、

・スキルを持っていなくて、その情報も知らなかった:60.0%
・スキルを持っているが、その情報は知らなった:29.0%
・スキルを持っていて、既にアピールしている:11.0%

という結果となり、大多数の求職者がこのような情報を知らなかったと回答した。

最後に、採用者へ「期待するクリエイティブツールスキル」、求職者に「習得したいクリエイティブツールスキル」をそれぞれ聞くと、

●採用者が期待するクリエイティブツールスキル
・写真、画像編集:60.5%
・動画撮影、動画編集:40.2%
・チラシ、ポスター、POPなどの印刷物をデザイン:39.5%
・自社SNSの企画、運用:36.7%
・簡単なWebデザイン:28.0%

●求職者が習得したいクリエイティブツールスキル
・写真、画像編集:58.0%
・動画撮影、動画編集:58.0%
・チラシ、ポスター、POPなどの印刷物をデザイン:51.5%
・Webのデザイン:34.5%
・自社SNSの企画・運用:33.0%

採用者、求職者ともに「写真・画像編集」、「動画撮影・動画編集」「チラシ、ポスター、POPなどの印刷物をデザイン」が上位となった。

●記事元はこちら