再生紙・環境紙で企業価値を高める!環境対応型印刷に活用できる用紙8選

環境問題への関心が高まるなか、企業活動においては「何をつくるか」だけでなく、「どのようにつくるか」まで含めて見られる時代になっています。
会社案内やパンフレット、販促ツールなどの印刷物においても、環境に配慮した素材や工程を選ぶことは、企業姿勢を伝えるうえで重要な要素のひとつです。
青葉印刷では、再生紙・環境紙の活用をはじめ、ノンアルコール印刷、リサイクル洗浄技術、CO₂オフセット導入など、印刷を通じた総合的な環境対応を進めています。
さらに、単に印刷物を制作するだけでなく、”企業や商品の価値をどう伝えるか“というブランディングの視点からも伴走できることが、私たちの強みです。
印刷物は単なる情報媒体ではありません。使用する紙や表現により、企業のサステナビリティへの考え方や、社会や環境に対してどのような姿勢を持っているかというところまで伝えることができます。今回は、環境対応型印刷に活用できるさまざまな再生紙・環境紙をご紹介しながら、ブランド価値向上につながる紙選びの考え方もあわせてご紹介します。
環境対応型印刷が注目される理由
近年、企業の環境配慮は商品やサービスだけでなく、広報・販促活動においても求められるようになっています。
印刷物に再生紙や環境紙を取り入れることは、環境への取り組みをわかりやすく目に見える形で示す方法のひとつです。
また、紙の選び方ひとつで、企業や団体がどのような価値観を持っているかを伝えることもできます。
環境配慮、資源循環、食品ロス削減、森林保護、平和への想いなど、素材が持つ背景そのものが印刷物のメッセージになる時代です。
だからこそ、環境対応型印刷は単なる仕様の話ではありません。
どの素材を選び、どう表現し、どう届けるかまで含めてブランドづくりにつながる取り組みとして考えることが重要です。
環境対応型印刷に活用できる再生紙・環境紙8選
①上質感と環境配慮を両立する「ヴァークレイ」

環境に配慮した紙を選びたい一方で、仕上がりの上質感や印刷表現にもこだわりたい。そんなニーズに応える素材のひとつが、ヴァークレイです。
ヴァークレイは、J-VERクレジット制度を活用し、この用紙を使用した重量相当の二酸化炭素削減につなげる仕組みを持つ環境配慮型の高級塗工印刷用紙です。環境への配慮と高級感のある印刷適性をあわせ持っており、会社案内、製品カタログ、ブランドツールなど、品質感を大切にしたい印刷物にも適しています。
環境対応を進めるだけでなく、見た目や質感でも企業の信頼感を伝えたい。そのような場面で選択肢のひとつとなる用紙です。
②使ったあとも楽しみが続く「シードペーパー」

印刷物に、受け取ったその先の体験まで持たせたい。そんな発想に応えてくれるのが、シードペーパーです。
シードペーパーは、古紙を再利用した紙に、花やハーブなどの種をすき込んだ環境配慮型のリサイクルペーパーです。紙としての役割を終えたあと、土に植えることで芽吹きへとつながる点が特長で、環境への配慮をやさしく印象的に伝えることができます。
名刺、メッセージカード、ノベルティ、イベント用ツールなどに採用することで、企業やブランドの印象をより深く残しやすくなります。ただ「環境を意識しています」と伝えるだけではなく、その考え方を受け取った人の体験として届けられる素材です。
青葉印刷でも、シードペーパーを使用した制作実績があります。実際の活用事例や仕上がりについては、こちらの実績紹介ページをご覧ください。
③想いを受け継ぐ素材としての「折り鶴再生紙」

環境配慮型の紙の中には、資源循環に加えて、社会的な意味やメッセージ性を持つものもあります。折り鶴再生紙は、その代表的な素材のひとつです。
この紙は、広島市の「原爆の子の像」に捧げられた折り鶴を大切に再資源化し、再生紙として抄きあげたものです。多くの人の祈りや願いが込められた折り鶴を、新たな紙として活かすことで、平和や継承、社会への想いを印刷物に託すことができます。
CSR関連の冊子や記念誌、教育・自治体向けの広報物など、メッセージを丁寧に届けたい印刷物との相性も良く、素材そのものが深い意味を持っています。環境への配慮に加えて、企業や団体が大切にしている価値観まで表現できる紙です。
④資源を循環させる視点を形にした「サーキュラーコットンペーパー」

サステナブルな社会を考えるうえで重要なのが、廃棄される素材をできるだけ新たな価値へつなげていく視点です。サーキュラーコットンペーパーは、そうした考え方を形にした用紙です。
この紙は、ベッドリネンなどの布製品や、産業のなかで廃棄されてしまう素材を紙の原料として再利用したものです。本来なら役目を終えるはずだった素材に、新しい用途を与えることで、資源をただ消費するのではなく循環させる発想を表現しています。
独自の素材感ややわらかな風合いも魅力で、サステナブルなブランドイメージを伝えたい印刷物や、背景のある素材を選びたい場面にも適しています。紙の質感だけでなく、その背景にある考え方まで伝えられる素材です。
⑤木材以外の資源に着目した「バナナペーパー」

紙の原料と聞くと木材パルプを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、環境配慮型の素材には木材以外の資源を活用したものもあります。そのひとつがバナナペーパーです。
バナナペーパーは、バナナの偽茎から良質な繊維を抽出して作られる紙です。木材以外の資源を有効活用できる点から、森林保護の観点でも注目されており、素材としての話題性もあります。
ナチュラルな風合いを持ちながら、環境への取り組みを印象づけやすいため、パンフレットやパッケージ、ブランドツールなどにも適しています。素材そのものが企業の姿勢を語るきっかけになる紙です。
⑥食品ロス削減の発想を活かした「vegi-kami にんじん」

環境対応のテーマは、紙資源や森林資源だけに限りません。近年は、食品ロスの削減も重要な社会課題のひとつとして注目されています。
vegi-kami にんじんは、加工する過程で出てしまう人参の皮など、廃棄される部分を活用してできたフードロスペーパーです。食材としては使いにくい部分を別の価値に変えていくことで、資源を無駄にしない考え方をわかりやすく表現できます。
食品関連の販促物や啓発ツールはもちろん、アップサイクルや環境配慮をテーマにした印刷物にも取り入れやすく、受け取った人に印象を残しやすい素材です。身近な食材が紙になるという意外性も、伝わる力のひとつになります。
⑦日本になじみ深い素材を生かした「Kome-kami」

お米は、日本の暮らしや文化に深く根づいた身近な存在です。そのお米を新たな素材として活用するのが、Kome-kamiです。
Kome-kamiは、古米や備蓄用に使われていたアルファ米など、食用として活用しにくいお米を紙素材へアップサイクルした用紙です。本来は廃棄されるはずだった資源を再活用することで、循環型のものづくりをわかりやすく伝えることができます。
お米という親しみやすい素材を活かしているため、環境対応を堅くなりすぎずに伝えたい場面にも適しています。企業の広報物だけでなく、学校、自治体、地域性を活かした印刷物などにもなじみやすい紙です。
⑧身近なリサイクル資源から生まれる「DKホワイトF」

環境に配慮した紙を選ぶことは、特別な場面だけの取り組みではありません。日常的な印刷物の中でも取り入れやすい再生紙として活用しやすいのが、DKホワイトFです。
DKホワイトFは、牛乳パックなどの飲料容器古紙と長繊維古紙をパルプ化し、再生紙として抄きあげた用紙です。私たちの身近な生活の中で回収・再利用されている資源が、印刷用紙として新たに生まれ変わっています。
会社案内、チラシ、冊子など幅広い用途で活用しやすく、環境対応を実務の中で具体的に進めていきたい企業にも取り入れやすい素材です。身近なリサイクル活動を、印刷物という形で見える化できる紙といえます。
紙の選び方が、企業の姿勢を伝える
再生紙・環境紙には、それぞれ異なる背景や価値があります。CO₂削減の考え方を取り入れた紙、種をすき込んだ紙、折り鶴や布、バナナ、お米、野菜といった素材を活かした紙など、その種類は多彩です。
だからこそ、印刷物の目的や伝えたいメッセージに合わせて紙を選ぶことで、企業や団体の想いをより具体的に表現できます。環境への配慮を伝えたいのか、資源循環への姿勢を示したいのか、社会課題への関心や独自のストーリーを持たせたいのか。選ぶ素材によって、印刷物の役割はさらに広がっていきます。
そして重要なのは、こうした紙選びを単発の素材選定で終わらせないことです。
どのようなブランドとして見られたいのか、どの価値を伝えるべきかを整理したうえで、適切な紙や表現に落とし込むことで、印刷物はより強い意味を持つようになります。
まとめ
再生紙・環境紙を活用した環境対応型印刷は、環境負荷の低減だけでなく、企業の考え方や取り組みを伝える有効な方法です。
どの紙を選ぶかによって、印刷物に込められる意味や印象も大きく変わります。
さらに、紙の選定をブランド全体の伝え方と結びつけることで、印刷物はより戦略的なコミュニケーションツールになります。
青葉印刷では、印刷物の用途や目的に応じた再生紙・環境紙のご提案に加え、ブランディングの視点からも伴走しながら、伝わる印刷物づくりをお手伝いしています。
環境対応を進めながら、企業価値の向上にもつながる印刷物をお考えの際は、ぜひご相談ください。












