初回打合せからフットワークの軽さで青葉印刷に任せたい
- 制作内容
- メンタルヘルス対策の手引き
- クライアント
- 公立学校共済組合中国中央病院メンタルヘルス室様
生じた問題にも、とても柔軟に素敵なご提案をいただけて感激しました
公立学校共済組合中国中央病院様について
公立学校共済組合中国中央病院は、福山市にある総合病院です。公立学校共済組合とは、公立学校に勤務する教職員とその家族の生活の安定と福祉の向上のために、短期給付事業(健康保険)、長期給付事業(年金給付)、福祉事業(民間企業の福利厚生に相当するもの)を全国規模で行っている組織です。
当院はその直営病院として設置され、地域における医療を担うとともに、教職員を対象とした人間ドックなどの健康管理事業やメンタルヘルス対策事業にも力を入れ、特色ある病院づくりに努めています。
手引きを制作することになった経緯、きっかけは何ですか?
文部科学省委託事業「医療の専門家による公立学校教員のメンタルヘルス対策強化事業」(令和6年度補正予算)の成果物として、教職員向けの「心の不調による病気休暇・病気休職中の手引き」を作成することとなり、中国中央病院メンタルヘルス室が執筆を担当しました。
現在、教職員の心の不調による病気休暇・病気休職者数が高止まりしているという過酷な現状があります。
子どもたちの学びの場を支える教職員の心の健康が保たれるような対策が急がれています。
私たちは日頃から、教職員のメンタルヘルス相談や復職支援で、おもに中国地方の教職員の方に個別に関わらせていただいていますが、冊子を作成し、療養中の過ごし方などについて広く発信することで、心の不調で悩んでいる全国の教職員の方の力になれるのではないかと思いました。
- 制作にあたり、どんなことが不安でしたか?
心の不調で療養中の方に手に取っていただく冊子ですので、できるだけ読みやすい文章量で柔らかい雰囲気にしたいと考えていました。
しかし、心の休養にかかわる制度や心の回復過程、復職の手続きなどを網羅した内容となると、文章量はどうしても多くなり、やや堅苦しい雰囲気になってしまいます。
詳しく伝えたいけれど読みやすさを優先したい、執筆中はこのような葛藤があり、私たちメンタルヘルス室の思いがデザインや構成にどのように反映していただけるのか、最初は少し不安に思っていました。- 青葉印刷を選んだ理由を教えてください、また選んでどうでしたか?
- 冊子作成にあたり、福山市内のデザイン会社数社にコンタクトを取らせていただきました。青葉印刷さんは、コンタクトを取らせていただいてからのご返信も早く、担当者の方がすぐに病院に足を運んでくださいました。そのフットワークの軽さが初回の打ち合わせから伝わり、青葉印刷さんにお任せしたいと思いました。
大満足でした。こちらの原稿がなかなか確定できず、お待たせしてしまう期間も長かったのですが、原稿が固まってからの制作期間は非常にスピーディに進みました。
頻回な打ち合わせや修正依頼にもその都度快くご対応いただきました。急な修正が発生した際でも、「細かいニュアンスを正確に伝え合い、確認するために、顔を見て打ち合わせしましょう」と、直接会いにきてくださることがとてもありがたかったです。担当者の方は優しいお人柄で、打ち合わせではいつもお話ししやすかったです。 - 手引きの制作にあたり印象的だったことを教えてください
何と言ってもイラスト・デザインの可愛らしさが印象的でした。私たちの執筆原稿から意図をくみ取ってデザインを考えてくださったのですが、的確な構成で、味気ない文章だけの原稿がここまで明るく読みやすくなるということに感動しました。
冊子作成にあたって、最初に「レモンの木が育つイメージ」「猫と人がのんびりすごしているモチーフ」などのラフ絵をお渡ししましたが、それらを取り込んだうえで全体を柔らかい印象に仕上げてくださいました。
こちらの原稿修正の都合で、ページ数が増減する場面もありましたが、それまですでに作成してくださっていたいくつかのイラストを再構成し、生じてしまった余白スペースに対応してくださるなど、非常に柔軟かつ素敵なご提案にも感激しました。- 手引き完成後の反響はいかがですか?
- 2026年4月21日に文部科学省のホームページに公開されたばかりです。これから全国の療養中の教職員の方や教育委員会、各学校等でご覧いただき、心の不調による療養や復職について理解を深めてもらえたら嬉しいです。そのためにも、私たちも周知に力を入れていきたいと思います。
- 今後の目標や展望を教えてください
中国中央病院では、これからも公立学校の教職員のメンタルヘルス対策事業に尽力してまいります。教職員の方が安心して働くことができるよう、メンタルヘルス相談や復職支援等でお一人ひとりをサポートさせていただきつつ、心の不調の予防やケアについて積極的に地域社会に発信していきたいと思います。















