日常的な場面での製品使用例を訴求する展示会ブースの企画デザイン設計
- 制作内容
- 展示会ブースの企画デザイン設計
- クライアント
- 萩原工業株式会社様
展示の工夫も評価され展示製品を表彰するミクロものづくりグランプリで優秀作品賞を受賞しました。
事業支援部門 総務部 総務・人事課 総務チーム 江原 大輔様
ご依頼当初の悩み
初めてOTEXの展示会に出展するにあたり、どうしても玄人目線というか業界関係者的な目線で展示や装飾を考えがちになります。なるべく顧客目線でわかりやすく伝えることが重要でした。
活用方法
中四国最大規模のものづくり展示商談会「OTEXおかやまテクノロジー2018」の展示ブースによる会社の認知向上や新規販路の拡大。
コンセプトの設計とデザイン施策
製品の紹介をするための導線づくりと、来場者の記憶に残る体験機会を提供する実験ブースの設置
コーポレートカラーのブルーが際立つようなデザイン設計とし、多数の製品が日常的に使用されているシチュエーションを展示する上で、ブース内が煩雑にならないようデザインと設計に配慮しました。
又、気軽に体験・実験できるスペースも用意し、製品がお客様の記憶に残る工夫を凝らしました。
- 今回のブース内容の良かった点はどんなところでしたか?
- 設営ブースを面でしか使用していない企業が多かったのですが、当社は奥行きを出しながら、ブース内に来場者を引き込む導線を用意できたことがよかったと思っています。
当社としてはどんな製品を扱っているのか、順を追って説明したかったので流れ良く展示できたと思います。そのおかげで来場者が部分的に見て他社ブースに移動するのではなく、ブース内の導線に沿って全体をじっくり見ていただけました。
- 来場者の反応はいかがでしたか?
- 製品の使用イメージを感じてもらえたと思いますし、展示製品を表彰するミクロものづくりグランプリで優秀作品賞を受賞できましたので展示内容が一定の評価をいただけたものと感じています。
また、今回の出展目的として会社の認知向上や新規販路の拡大がありました。来場いただいた方には認知向上ができましたし各事業部の製品を網羅してご説明できたと思います。 - 企画制作過程の苦労や印象に残っていること
- 今回展示した製品の装飾は営業が担当しました。どうしても玄人目線というか業界関係者的な目線で展示や装飾を考えがちでした。それをなるべく顧客目線でわかりやすく伝えることに苦労しました。
専門的になりがちな点をわかりやすく説明するという点で青葉印刷さんには顧客目線でのアドバイスを頂けたと思います。 - 工夫した点を教えてください
- ブース内に導線をつくり、製品を順を追って説明したり、見るだけではなく体験できる実験ブースを用意しました(写真右側)。具体的には電球を遮熱シートと普通のシートの上に設置し、シート内部の温度の違いを測定する実験やバルチップ(コンクリート補強材)の効果が体感できるブースも用意しました。これらの体験を通してお客様の記憶に残る工夫を行いました。
又、和みシートで活用したジオラマ(写真左側)は、何かアイキャッチになるようなものをと思い、ブルーシートを想起させるものとして工夫しました。当社はブルーシートの生産量が国内トップシェアなので引き続きアピールしていきたいです。 - 青葉印刷の提案・ディレクションはいかがでしたか?
- 当社はこの展示会への出展は初めてでした。青葉印刷さんは様々な展示会の経験値があるので当社が求める訴求ポイントに対し、「こういうレイアウトが良い、こういった配置がいい」といった具体的提案は有難かったです。