展示会の集客を増やす効果的なアイテムとは
ブース集客に大きく貢献する「実験装置」
コロナ前の来場者数を越えるなど、活気を取り戻しつつある展示会。その出展効果を少しでも上げるためにブース装飾について見直しを検討されている企業もあると思いますが、今回、展示会の集客アイテムとして弊社の過去の実績から「これは!」というものを紹介させていただきます。そのアイテムとは「実験装置」です。過去、多くの展示会用に実験装置を製作させていただきましたが、それぞれがブース集客に大きく貢献させていただきました。
実験装置という言葉、その響きにワクワクされる方もいらっしゃるかと思いますが、その強みは目の前でその効果を実感できること。展示会で展示されるものといえば「実機」や「説明パネル」「動画ディスプレイ」といったものが一般的ですが、そういった見慣れた景色の中で「これは何?」という存在感あふれる実験装置はそれだけでインパクト十分。なおかつ来場者の興味をもそそってくれる強い味方でもあります。そういった個性的な実験装置を3点、ご紹介いたします。
シートの違いをミニ工場で測定
一つ目は遮熱シートを題材とした実験装置です。こちらは比較用としてシート有りと無しのミニ工場を製作、その上部から太陽代わりの照明を照らし工場内の温度の違いをデジタルパネルで表示したものです。ミニ工場内の温度の違いを伝えたものですが、このシートの使い方は折版屋根への施工。その中でも一番多いのが工場への施工になるのでシートの用途も伝える狙いもありました。集客効果はもちろん商品の機能と使い方もしっかりとフォローしてくれた実験装置と言えるでしょう。
水を使い溶着の強さを表現
次は溶着バックの防水機能を比較した実験装置です。一般的な縫製でつくった袋と水密性溶着でつくった袋を並べて両方へ水を入れます。一般的な縫製袋からは水が漏れてしまいますが、水密性溶着バックはまったくの水漏れなし。非常にシンプルな実験ではありますがダイレクトにその特性を伝えることができました。ちなみに水が漏れている袋へはポンプを使って水を供給し続ける工夫をしています。
体感型はコミュニケーションもサポート
このような実験装置ですがさらに集客効果を高めるのが「体験型」。こちらの製品、最初に紹介した製品と同じ遮熱効果をアピールするものですが、一番の違いは手が入れられること。一応、温度計もありますが、それよりもまずは体感してください!というコンセプトで作ったものになります。ブース入口へ設置しましたが、予想以上に多くの方に試していただきました。面白そう!試してみたい!というのは人間の本能にあるのでは、と思ってしまうほど多くの人をひきつけましたが、この装置のさらに良いところが、自然とお客様との会話が弾むところ。違いを実感されているので、より興味を持ってこちらの説明を聞いて頂けたとのことです。集客+コミュニケーション促進につながる「体感型実験装置」は、是非ともご活用いただきたいお奨めアイテムです。
今回紹介した実験装置ですが、実は何回も展示会で活躍している装置もあります。コンパクトに作ることで配送負担も少なく全国各地でご活用いただいているとのことです。何度も活用できる実験装置。展示会の集客施策として、また、貴社製品の魅力発信アイテムとしてご検討してみてはいかがでしょうか?