展示会の集客装置とは?実験装置・体験型展示の制作事例3選

展示会に出展する際、「自社ブースにもっと来場者を集めたい」「製品の特長をわかりやすく伝えたい」と考える企業は多いのではないでしょうか。
展示会で来場者の足を止めるには、目を引くブース装飾だけでなく、製品や技術への興味を引く仕掛けも効果的です。
そこでおすすめしたいのが、製品の性能や特長を目の前で実演できる「実験装置」や「体験型展示」です。
青葉印刷では、これまでさまざまな展示会向けの実験装置を制作してきました。
今回は、その中から「これは!」というものを3つご紹介するとともに、来場者の興味を引く展示方法について解説します。
展示会で実験装置・体験型展示が集客に役立つ3つの理由
展示会でよく見られるものといえば実機、説明パネル、動画といった展示物です。
これらも、展示会で自社製品を知ってもらったり、伝えたりするためには必要不可欠なツールですが、数多くのてブースが並ぶ展示会場では、来場者の興味を引くための工夫が欠かせません。
そこで活用したいのが、「実験装置」です。
実験装置という言葉、その響きにワクワクされる方もいらっしゃるかと思いますが、その通り、「これは何だろう?」と、ブースを見た人が興味を持ちやすい存在感のあるツール。興味を引くだけでなく、さらに目の前でその効果を実感・体感できることが大きな強みになります。
1.「これは何?」という興味を引く
展示会場を歩いているとき、見慣れない装置が動いていると、思わず足を止めたくなることはないでしょうか。
実験装置には、製品を並べて展示するだけでは生まれにくい、動きや意外性があります。
「何を実験しているのだろう?」「どんな違いがあるのだろう?」といった好奇心が、ブースに立ち寄るきっかけになります。
2. 製品の性能や特長を直感的に伝えられる
量販店などで、洗剤の汚れ落ちを実際に見せる実演販売を見かけたことはありませんか?
洗剤の特長を言葉で説明されるよりも、目の前で汚れが落ちる様子を見る方が、その効果を実感しやすいものです。思わず足を止めて見入ってしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
展示会の実験装置も、これと同じです。
例えば、遮熱性能や防水性能などは、カタログや説明パネルの数値だけでは違いが伝わりにくいことがありますが、実際に比較する様子を見せることで、製品の性能や特長を直感的に理解してもらいやすくなります。
このように、実験装置を活用すれば、専門的な説明を聞かなくても、その違いを目で見て理解してもらいやすくなります。
言葉だけでは伝わりにくい製品の良さを、目に見える形でアピールできることが、実験装置の大きなメリットです。
3. 体験をきっかけに来場者との会話が生まれる
実験装置の中でも、さらに来場者の興味を引きやすいのが「体験型展示」です。
実際に触れたり、試したりすることで、来場者自身が製品の特長を実感できます。
また、体験している間に「どうしてこんな違いが出るのですか?」「どんな場所で使えるのですか?」といった質問が生まれることもあります。
一方的に製品を説明するのではなく、来場者の反応をきっかけに自然と会話が始まることも、体験型展示の大きな魅力です。
展示会の集客に役立つ実験装置・体験型展示の事例3選
事例1|遮熱効果を数値で比較する実験装置
シートの性能だけでなく、使用シーンもわかりやすく表現

一つ目は、遮熱シートの効果を比較する実験装置です。
シートを使用した場合と使用していない場合、それぞれのミニ工場を制作。その上から太陽の代わりとなる照明を当て、工場内の温度の違いをデジタルパネルで表示する仕組みとなっています。
遮熱シートの有無による温度差が数値で確認できるため、製品の性能を直感的に伝えられます。
また、この遮熱シートは折板屋根への施工を想定した製品で、特に工場での使用が多いことから、ミニ工場を使って実験装置を制作しました。
単に遮熱効果を見せるだけでなく、実際にどのような場所で使われる製品なのかも伝えられるように工夫。製品の機能と用途を同時にアピールできる実験装置です。
事例2|水漏れの違いが一目でわかる実験装置
水を使ったシンプルな比較で、製品の特長をアピール

二つ目は、水密性溶着バッグの防水性能を比較する実験装置です。
一般的な縫製で作った袋と、水密性溶着によって作った袋を並べ、それぞれに水を入れて比較。
一般的な縫製袋からは水が漏れ出しますが、水密性溶着バッグからは水が漏れません。
非常にシンプルな実験ですが、製品の防水性能を目の前でわかりやすく伝えることができました。
また、水が漏れる袋にはポンプを使って水を供給し続ける工夫を施しました。これにより、実験中も水漏れの様子を継続して見せられる仕組みになっています。
複雑な説明をしなくても、実際の違いを見ることで製品の特長を理解してもらえる実験装置です。
事例3|手で遮熱効果を実感できる体験型展示
「試してみたい」という気持ちが、コミュニケーションのきっかけに

三つ目は、来場者が実際に手を入れて遮熱効果を体感できる実験装置です。
最初に紹介した事例と同じく遮熱効果をアピールする装置ですが、大きな違いは、来場者自身が温度の違いを体験できることです。
温度計も設置していますが、コンセプトは「まずは実際に体感してもらうこと」。実際に手を入れてみることで、数値を見るだけではわからない遮熱効果を感じてもらえます。
この装置は展示ブースの入口に設置し、予想以上に多くの方に体験していただきました。実際に違いを感じていただくことで製品への関心が高まり、その後の説明にも興味を持って耳を傾けていただけたとのことです。
なお、こちらの装置は、より効果が伝わるよう何度もテストを重ね、試行錯誤しながら制作しました。
展示会向けの実験装置を制作する際のポイント
実験装置は、ただ目立つものを作ればよいというわけではありません。
大切なのは、来場者に何を伝えたいのかを明確にし、その目的に合った仕組みを考えることです。
製品のどの特長を伝えたいのかを明確にする
まずは、製品の一番の強みを整理することが重要です。
遮熱性能を伝えたいのであれば温度の比較、防水性能であれば水を使った実験など、見せたい特長によって適した方法は異なります。
製品の機能をすべて説明しようとするのではなく、特に伝えたいポイントを絞ることで、来場者にもわかりやすい展示になります。
短時間でも違いがわかる仕組みにする
展示会場では、多くの来場者が複数のブースを見て回ります。
そのため、説明を聞かなくても「何を比較しているのか」「どこがすごいのか」が伝わる仕組みが理想的です。
数値の表示や動きのある実演、実際に触れられる体験など、製品の特長に合わせて見せ方を工夫しましょう。
また、実験装置の周囲に説明パネルを設置するなど、展示全体で情報を補完することも効果的です。
設置場所や繰り返し使用することも考える
実験装置を制作する際は、ブース内の設置場所や来場者の動線も考慮する必要があります。
例えば、来場者の興味を引くことを目的とするなら、通路から見えやすい位置に設置することが考えられます。
また、展示会ごとに使用するのであれば、搬入や設置、保管のしやすさも重要です。
今回ご紹介した実験装置の中にも、コンパクトに制作することで配送の負担を抑え、全国各地の展示会で繰り返し活用されているものがあります。
一度きりの使用ではなく、継続して使える展示ツールとして計画することも、実験装置を制作する際のポイントです。
展示会の集客にはブース全体の工夫も重要
実験装置や体験型展示は、来場者の興味を引くための有効な手段の一つです。
ただし、展示会で成果につなげるためには、装置だけでなく、ブース全体の見せ方も大切です。
遠くからでも伝わるキャッチコピーや、製品を見やすく配置するレイアウト、来場者が立ち寄りやすい動線などを組み合わせることで、製品への興味を商談につなげやすくなります。
出展目的に合わせて、ブース装飾と集客の仕掛けを一緒に考えることが重要です。
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展示会の実験装置・体験型展示の企画制作なら青葉印刷へ
今回ご紹介した実験装置ですが、実は一度きりではなく、何度も展示会で活躍しているものもあります。
コンパクトに制作することで配送の負担を抑え、全国各地の展示会で繰り返しご活用いただいているとのことです。
実験装置は、来場者の興味を引くだけでなく、言葉だけでは伝わりにくい製品の性能や特長を、目で見たり、実際に体感したりしてもらえるツールです。
何度も活用できる実験装置を、展示会の集客施策として、また、貴社製品の魅力を伝えるアイテムとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
青葉印刷では、製品の特長や出展目的に合わせた実験装置・体験型展示の企画制作をはじめ、展示会ブースの装飾まで幅広く対応しています。
「自社の製品でも実験装置を作れるだろうか?」「製品の魅力をもっとわかりやすく伝えたい」といったお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。












